I
(1)五十音図タ行第四段の仮名。 歯茎破裂音の無声子音と前舌の半狭母音とから成る音節。
(2)平仮名「て」は「天」の草体。 片仮名「テ」は「天」の初三画の変形。
II
(助動)
〔完了の助動詞「つ」の未然形・連用形〕
(助動)
III
(格助)
〔上代東国方言〕
格助詞「と」に相当する語。 引用してそれと示すのに用いる。

「父母が頭(カシラ)掻き撫で幸(サ)くあれ~言ひし言葉(ケトバ)ぜ忘れかねつる/万葉 4346」

IV
て【手】
※一※ (名)
(1)人体の肩から先の部分。 手首・てのひら・指先などをさすこともある。 また, 動物の前足をいうこともある。

「~を上げる」「~が触れる」「おたまじゃくしに~が生える」

(2)形状や機能が, ヒトの{(1)}に似ているもの。 (ア)器物の取っ手。

「急須の~」(イ)植物の蔓などをからませるための竹など。 (ウ)本体から突き出たもの。 几帳(キチヨウ)の横木・幕を棹に付けるための緒など。 「鍵の~」

(3){(1)}を働かせて様々な事をすること。 (ア)事を行なったり, 物を作り出したりすること。 また, その時の手の使い方。

「巨匠の~になる」「司直の~にゆだねる」「追及の~がゆるい」(イ)働く人・力。 「~が足りない」「~を貸す」(ウ)事を処理する能力。 「~に余る」(エ)手間。 手数。 「~がこんだ細工」「~ばかり掛かる」(オ)人との結びつき・つながり。 「~を切る」

(4)事を行うための方法・技術など。 (ア)方法。 手段。 また, 策略。

「その~には乗らない」(イ)技量。 腕前。 「~が上がる」

(5)技芸などの一定の型。 (ア)囲碁・将棋・相撲などで, 攻め方・受け方。

「四十八~」(イ)舞や踊りの手振り。 「さす~引く~」

(6)日本音楽で, (節(フシ)に対して)楽器の演奏。 また, その旋律や音型。 定型化されて慣用される。

「古い三味線曲に箏の~を付ける」「大薩摩の~」

(7)字を書くこと。 また, 筆跡・書風。

「一つには御~を習ひ給へ/枕草子23」

(8)(手{(1)}に握ることから)(ア)所有。 保持。 「~にする」(イ)支配下にあって思い通りに使える人や軍勢。 「~の者」(ウ)トランプや花札で, 持っている札。 手札。
(9)方向。 方面。

「山の~」「行く~」

(10)いくつかに分けたうちのある種類。 また, ある手法・技法によるもの。

「この~の品」「高麗~」

(11)一方面の部隊。

「此の~の大将軍は何ものぞ/平治(中)」

(12)ものが現れ出ること。 また, その勢い。

「火の~」「水の~」

(13)代金。 代償。

「酒~」

(14)受けた傷。

「~を負う」

(15)種々の語と複合して名詞をつくり, 手と関係する様々の意味を加える。 (ア)機械に頼らずに人の力によること, また他人の力を借りずに自分の力によることを表す。

「~料理」「~づくり」(イ)小型で手の内に入る, または手で持って使えることを表す。 「~帳」「~斧(オノ)」(ウ)手{(2)}が付いていることを表す。 「~鏡」(エ)身近であることを表す。 「~道具」(オ)そのことをする人。 また, 特にそのことに秀でた人を表す。 「語り~」「小太刀(コダチ)の使い~」

(16)形容詞・形容動詞の上に付いて, 接頭語的に用いられ, 物事の処理の仕方にかかわることを表す。 また, 転じて, 下の語の意味を強めるのにも用いられる。

「~厚い」「~ごわい」「~ぬるい」「~広い」「~短に話す」

※二※ (接尾)
助数詞。
(1)囲碁や将棋で石や駒を動かす回数を数えるのに用いる。

「三~で詰む」

(2)甲矢(ハヤ)・乙矢(オトヤ)二本を一組として, 矢の数を数えるのに用いる。

「的矢一~」

~が上(ア)が・る
(1)技量が進む。 特に, 字が上手になる。
(2)酒量がふえる。
(3)お手上げになる。

「こなたのやうに言ひ立つれば, 詫言の手はあがれども/浄瑠璃・二つ腹帯」

~が空(ア)・く
仕事が一段落ついて時間ができる。
~が空(ア)けば口が開(ア)く
仕事がなければ暮らしが立たない。 また, 暇になれば無駄話が多くなる。
~が有・る
(1)働き手が居る。
(2)施すべき手段がある。
(3)技能・力がある。 才覚がある。

「上方の女中は~・るの/滑稽本・膝栗毛 8」

~が要(イ)・る
多数の働き手が必要である。
~が後ろに回・る
罪人として縄で後ろ手に縛られる。 警察などにつかまる。
~が掛か・る
手間がかかる。 また, 世話がやける。

「子供に~・る」

~が切・れる
それまで付き合っていた人との関係がなくなる。

「まだ悪い仲間と~・れない」

~がこ・む
精巧で, 手間がかかっている。 複雑だ。

「~・んだいたずら」

~がす・く
仕事が少なくて暇ができる。 手があく。
~が付かない
気にかかることなどがあって, そのことに集中できない。 また, とりかかることができない。
~が付・く
(1)新しい物を使い始める。 新しい仕事にとりかかる。
(2)主人が, 使用人の女性と肉体関係をもつ。
~が付けられない
施すべき手段・方法がない。 どうしようもない。

「火の回りが速くて~ない」

~が出ない
自分の能力を超えていてどうすることもできない。

「高すぎて~ない」

~が届・く
(1)自分の力で処理できる範囲内にある。 打ち消しの形で用いることが多い。

「私には~・かない」

(2)世話が行き届く。

「庭の手入れまでは~・かない」

(3)もう少しで, ある年齢や時期に達する。

「八〇に~・く」

~が無・い
(1)人手が足りない。 働き手がない。

「ちょうど~・くて困っていたところだ」

(2)施すすべがない。 どうしようもない。

「あきらめる以外に~・い」

~が長・い
盗癖がある。 手くせが悪い。 [日葡]
~が入(ハイ)・る
(1)捜査や逮捕のために警察官などがはいってくる。 捜査が始まる。
(2)加筆・訂正がなされる。

「この作文には親の~・っている」

~が入(ハイ)れば足も入(ハイ)る
ささいなことを許せば, 果てしなく侵されてしまうことのたとえ。
~が離・れる
(1)仕事が一段落する。 また, 終わる。
(2)特に, 子供が成長して, 世話がいらなくなる。
~が早・い
(1)仕事が早い。 てきぱきと処理する。
(2)女性と知り合うとすぐ関係を結ぶ。
(3)すぐに暴力をふるうたちである。
~が塞(フサ)が・る
何かをしていて, ほかのことはできない状態である。
~が回・る
(1)注意・世話などが行き届く。

「そこまでは~・らない」

(2)捜査や逮捕の手配がなされる。

「警察の~・っている」

~が焼・ける
取り扱いに困る。 世話が焼ける。
~が悪・い
(1)(トランプや麻雀で)持ち札・配牌がよくない。

「~・くて上がれない」

(2)字が下手である。 悪筆である。
(3)方法, やり方が悪い。 たちが悪い。

「是ある手ながら, 手のわるい節季仕廻なり/浮世草子・胸算用2」

~と身(ミ)にな・る
〔足がなくなる意〕
財産をなくす。 無一物になる。

「~・りての思案, 何とも埒(ラチ)の明かぬ世渡り/浮世草子・永代蔵 5」

~取り足取り
丁寧に教え導くさま。 行き届いた世話をするさま。

「~指導する」

~に汗を握・る
危険な場面や緊迫した場面を見てはらはらするさま。 手に汗握る。
~に余(アマ)・る
自分の能力を超えている。 どう処理してよいかわからない。 手に負えない。

「親の~・る」

~に合わない
(1)道具などが, 手になじまず使い勝手が悪い。
(2)自分の力ではどうにもならない。 手に余る。
~に入(イ)・る
(1)熟練している。

「料理は~・ったものだ」

(2)自分の所有となる。 手にはいる。

「信濃は御~・り/甲陽軍鑑(品一〇)」

~に入・れる
自分の所有とする。 入手する。
~に負(オ)えない
自分の力ではどうにもならない。 もてあます。 手に余(アマ)る。

「~ない乱暴者」

~に落・ちる
ある人の所有となる。 支配下に入る。

「古陶は美術商の~・ちた」「敵の~・ちる」

~に掛か・る
(1)直接その事に当たる。

「彼の~・ればたちどころに解決する」

(2)世話になる。

「継母の~・りていますかりければ/大和 142」

(3)殺される。 危害を受ける。

「敵の~・って死ぬ」

~に掛・ける
(1)世話をする。 育て上げる。

「~・けた牛をせり市に出す」

(2)自らの手で殺す。

「息子をわが~・ける」

(3)自分で, 思うように事を運ぶ。

「~・くる物にしあらば藤の花松よりこゆる色を見ましや/源氏(竹河)」

~に帰・する
ある人の所有となる。 手に落ちる。
~にする
(1)手に持つ。 手に取る。

「~した鈴を鳴らす」

(2)自分の所有とする。 手に入れる。

「大金を~する」

~に付かない
他の事が気になって集中できない。

「勉強も~ない」

~に手(テ)を取(ト)・る
仲良く行動をともにする。 特に, 男女が連れだって行くのにいう。

「~・って駆け落ちする」

~に取るよう
手中にあるもののようにはっきりとわかるさま。 手に取るばかり。

「相手の動きが~にわかる」

~にな・る
ある人がその事に当たる。

「名人の~・る彫り物」

~に乗・る
(1)相手の計略にひっかかる。

「そんな~・るほどばかじゃない」

(2)自在に操る。 思い通りに動かす。

「雑巾(ゾウキン)の張返しも~・らねえ/滑稽本・浮世風呂2」

~に入(ハイ)・る
自分のものとなる。 手にいる。
~に渡・る
その人の所有となる。 人手に渡る。
~の切れるような
(1)紙幣が新しく, しわのないことのたとえ。
(2)冷たい水のたとえ。
~の施(ホドコ)しようがな・い
あまりに状況が複雑あるいは壊滅的なため, 対処のしようがない。
~の舞い足の踏む所を知らず
〔「礼記(楽記)」および「詩経(周南, 関雎序)」の「不知手之舞之, 足之蹈之也」より〕
(1)あまりのうれしさに有頂天になっているさま。 小おどりして喜ぶさま。
(2)あわてふためくさま。
~の奴(ヤツコ)、足の乗り物
〔召し使いがわりに自分の手を, 乗り物のかわりに自分の足を用いる意から〕
何事も他人の手をわずらわさず, 自分で行うことのたとえ。

「~, よくわが心にかなへり/方丈記」

~八丁(ハツチヨウ)口(クチ)八丁
腕も立つが口も達者であること。 口八丁手八丁。
~は見せぬ
〔刀を抜く手は見せない, の意〕
素早く斬(キ)る。 即座に斬る。

「たつて申さば~ぬぞ/歌舞伎・小袖曾我」

~も足も出ない
自分の力をはるかに超えていて, どうすることもできない。 なす術がない。

「問題がむずかしくて, ~なかった」

~もすまに
手を休めずに。 忙しく。

「戯奴(ワケ)がため我(ア)が~春の野に抜ける茅花そ/万葉 1460」

~も無く
手も無く(独立項目)
~を空(ア)・ける
なすべき事のない状態にしておく。

「~・けて次の仕事を待っている」

~を上・げる
(1)降参する。 屈伏する。 また, 手に余って投げ出す。
(2)なぐろうとしてこぶしをふりあげる。

「親に~・げるとは」

(3)上達する。 腕をあげる。
(4)平伏していた手を上げて, 普通の姿勢に戻る。
~を合わ・せる
(1)両方のてのひらを合わせる。 拝む。 また, 心をこめて頼む。

「遺骸にそっと~・せる」

(2)相手となって勝負をする。 手合わせをする。
~を入(イ)・れる
(1)作品などの修正・訂正をする。 また, 整える。

「原稿に~・れる」

(2)ひそかに人を使って調べたり, 働きかけたりする。

「どうぞ~・れて首尾さしたがるは商上手といふもの/浮世草子・禁短気」

~を打・つ
(1)両手を打ち合わせて鳴らす。 感情が高ぶったり, 合点がいったりしたときの動作。
(2)取引・交渉などで, 合意する。

「この辺で~・とう」

(3)将来を予測して必要な対策を講ずる。

「早めに~・っておく」

~を替え品(シナ)を替え
様々な方法を試みるさま。 あの手この手で。

「~, 気を引こうとする」

~を反(カエ)・す
非常にたやすいことのたとえ。 また, またたく間に態度を変えること。 てのひらを反す。
~を掻(カ)・く
(中止を促すため)手を左右に振って合図する。

「あなかま, あなかまとて, ~・き, 面をふり/蜻蛉(中)」

~を掛・ける
(1)手間をかける。

「~・けた盆栽」

(2)手出しをする。 暴力を振るう。 また, 盗む。

「人の物に~・けるなんて」

~を貸・す
手助けする。 手伝う。
~を借・りる
手助けしてもらう。 手伝ってもらう。
~を切・る
それまであった関係を断つ。 縁を切る。

「悪徳業者と~・る」

~を砕・く
いろいろと工夫をこらす。

「我と~・き合戦仕り候はずは/太平記26」

~を下(クダ)・す
(1)自分で直接その行為をする。
(2)実行に移す。 着手する。
~を組・む
(1)協力し合う。

「おれと~・んで一山あてようじゃないか」

(2)腕組みする。
~を加・える
細工・加工を施す。 訂正や修正をする。
~を拱(コマヌ)・く
〔「手をこまねく」とも〕
(1)〔礼記(曲礼上)〕
もと, 中国の敬礼の一。 両手の指を胸の前で組み合わせて挨拶する。
(2)腕組みをする。
(3)〔史記(始皇本紀賛)〕
何もしないでいる。 または, 何もできないでいる。 手をつかねる。

「~・いているばかりで, 助けようともしない」

~を下・げる
(1)謝る。 わびる。

「老いたる郡司が~・ぐる, 是に免じて/浄瑠璃・当流小栗判官」

(2)下手(シタテ)に出る。 へつらう。

「みなみな~・げて旦那旦那と申しぬ/浮世草子・永代蔵 1」

~を締・める
契約・和解などが成立したしるしに参会者がそろって手を打つ。 手じめをする。
~を摺(ス)・る
両手をこすり合わせる。 人の機嫌をとったり, 哀願したりする時のしぐさ。
~を袖(ソデ)にする
手を袖に入れる。 何もしようとしない。 袖手(シユウシユ)。

「~して徒に日月を消するのみにて/学問ノススメ(諭吉)」

~を染・める
事業などをし始める。 かかわる。

「株の売買に~・める」

~を出・す
(1)人や物事に自分から積極的にかかわりをもつ。

「相場に~・す」

(2)暴力を振るう。

「先に~・した方が悪い」

(3)盗んだり奪ったりしようとする。

「他人の物に~・す」

(4)女性と関係する。
~を携・える
(1)手を取る。 手を引く。
(2)協力して事を行う。

「夫婦~・えて暮らしてゆく」

~を支(ツカ)・える
「手を突く」に同じ。

「閾越に~・へて辞儀をするのが/多情多恨(紅葉)」

~を束(ツカ)ね膝(ヒザ)を屈(カガ)・む
機嫌をとる。 へつらう。

「東八箇国の大名・高家, ~・めずといふ者なし/太平記 11」

~を束(ツカ)・ねる
(1)「手をこまぬく」に同じ。

「医家は~・ねて傍看した/渋江抽斎(鴎外)」

(2)手を組んで, 恭順や謝罪の意を表す。

「貴賤~・ね緇素(シソ)足をいただく/平家 7」

~を突・く
両手を地面につけて, 敬礼・謝罪・依頼の気持ちを表す。

「~・いて頼む」

~を尽く・す
考えられる限りの方法を試みる。

「八方, ~・す」

~を付・ける
(1)仕事などをし始める。 とりかかる。

「どこから~・けたらよいかわからない」

(2)他人の金品を不正に使用する。

「店の金に~・ける」

(3)目下の女性と肉体関係を結ぶ。
(4)日本音楽で, 歌の節(フシ)に対して伴奏の楽器パートを付加して作曲する。 また, 既成の曲に対して別の楽器パートを付加作曲する。
~を通・す
初めて衣服を着る。
~を取り合・う
(1)共通の喜び, 悲しみなどに駆られて互いの手を握る。

「~・って泣く」

(2)力を合わせる。

「~・って共にがんばりましょう」

~を取・る
(1)他人の手を握る。 親愛の情を表したり, 親身になって世話をしたりするさま。

「~・って招じ入れる」

(2)丁寧に教えるたとえ。

「~・って教える」

(3)手間取る。 手を焼く。 まごつく。

「物馴れた大臣に逢うては~・る事多く/浮世草子・禁短気」

~を鳴ら・す
人を呼んだりするために, 手を打ち鳴らす。
~を握・る
(1)協力して事に当たる。 また, 和解する。
(2)はらはらして手を握りしめる。 手に汗を握る。

「如何(イカ)が有らんずらんと, かたづを呑うで~・る/太平記 12」

~を抜・く
手数を省く。 いいかげんにすます。

「工事の~・く」

~を延ば・す
「手を広げる」に同じ。

「不動産部門に~・す」

~を離・れる
(1)その人の所有ではなくなる。 その人の思い通りには動かせないものとなる。
(2)看護・庇護(ヒゴ)などを必要としなくなる。

「親の~・れる」

~を引・く
(1)手をとって導く。

「子供の~・く」

(2)それまであった関係を断つ。

「この事件から~・け」

~を翻(ヒルガエ)せば雲となり手を覆(クツガエ)せば雨となる
〔杜甫「貧交行」の句。 掌(テノヒラ)を上に向ければ雲となり, 下に向ければ雨となるほど天候の変化は急だ, の意〕
人情の変わりやすく頼みにならないたとえ。
~を広・げる
事業などの規模を大きくする。 関係する範囲を広くする。

「商売の~・げる」

~を回・す
(1)直接には出来ないことを人を介してする。

「~・して記事をさしとめる」

(2)(ひそかに)必要な準備を整えておく。

「立ち寄りそうな所に~・しておく」

~を結・ぶ
「手を握(ニギ)る{(1)}」に同じ。
~を揉(モ)・む
(1)両手をもみ合わせる。 不安・怒りなどのためにじっとしていられないさま。

「何物ならむとて, 北の方~・み給ふ/落窪2」

(2)恐縮したり, へつらったりするさま。 揉み手をする。
~を焼・く
どう扱ってよいかわからないでいる。 処置に窮する。 持て余す。

「いたずらっ子に~・く」

~を緩(ユル)・める
今までのきびしさをゆるやかにする。

「追及の~・める」

~をよく
(1)うまい具合に。 要領よく。

「言ひかけた時~外(ハズ)す言ひ草に/浮世草子・禁短気」

(2)思いきって。 気前よく。

「いつそ手をよう巾着(キンチヤク)か屋尻(ヤジリ)切れ/浄瑠璃・長町女腹切(中)」

~を汚(ヨゴ)・す
好ましくないことを, 自ら余儀なく実行する。
~を分か・つ
(1)手分けする。
(2)別れる。 関係を断つ。
~を煩(ワズラ)わ・す
人に面倒をかける。 世話になる。

「友人の~・す」

V
て【風】
〔「風(チ)」の転〕
かぜ。 他の語と複合して用いられる。

「疾(ハヤ)~」「追い~」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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  • です — (助動) 丁寧の意をもつ断定の助動詞。 名詞, ある種の助詞, および体言に準ずるものに接続する。 動詞および動詞型活用の助動詞には, 連体形に助詞「の」の付いたものに接続するが, 形容詞および形容詞型活用の助動詞には, その終止形に付く。 もっとも, 未然形「でしょ(う)」に限っては, 動詞および動詞型活用の助動詞の終止形にも付く。 また, 形容動詞および形容動詞型活用の助動詞には, その語幹に接続する。 ※一※「だ」「である」の丁寧語。 (1)判断したり強く断定したりする。… …   Japanese explanatory dictionaries

  • である — (連語) 〔断定の助動詞「だ」の連用形「で」に補助動詞「ある」の付いたもの。 中世後期以降の語〕 体言および体言に準ずるものに広く接続するほか, 活用語の連体形に助詞「の」をはさんで付く(「であろう」の形だけは活用語に直接に付く)。 (1)断定の意を表す。 「一足す一は二~・る」「会議で決定した事項はなるべく早く周知させるべき~・る」 (2)(「のである」「なのである」の形で)原因・理由・根拠などの説明を強く述べる。… …   Japanese explanatory dictionaries

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